以下は某分析センターで行った、ウイルス不活性化試験(菌の死滅)、細菌抗菌力試験(菌の増殖を抑える力)、抗原抗体反応試験、急性経口毒性試験、皮膚一次刺激性試験のエビデンス(検証結果、科学的証拠)です。
◆抗菌力試験(大腸菌、O-157、モラクセラ菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、MRSA)
左のエビデンス ノロウイルス不活性化試験をご覧ください。24時間経過後も菌の活性化は認められませんでした。尚、ノロウイルスは培養できないため、代わりとしてネコカリシウイルスの不活性化試験が一般的となっています。
下表の大腸菌、O-157、モラクセラ菌(洗濯生乾き臭の原因菌)、緑膿菌(化膿性炎症、緑色の膿)、黄色ブドウ球菌(食中毒を起こす菌の一種)、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。免疫力が低下している人が感染症を引き起こすことがあります。)などにも非常に高い効果があることがわかります。
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大腸菌 O-157対照30分 | 大腸菌 O-157検体30分 | |
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大腸菌 O-157対照2時間 | 大腸菌 O-157検体2時間 | |
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大腸菌 O-157対照24時間 | 大腸菌 O-157検体24時間 |
下表のクロコウジカビ(エンベローブのある菌)にも非常に高い効果があることがわかります。72時間後でも抗菌力を保持しています
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クロコウジカビ対照24時間 | クロコウジカビ検体24時間 | |
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クロコウジカビ 対照48時間 | クロコウジカビ検体48時間 | |
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クロコウジカビ検体72時間 | クロコウジカビ検体72時間 |
下表のアクネ菌(ニキビの原因菌)にも非常に高い効果があることがわかります。
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アクネ菌 対照5分 | アクネ菌 検体5分 | |
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アクネ菌 対照15分 | アクネ菌 検体15分 | |
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アクネ菌 対照30分 | アクネ菌 検体30分 |
スギアレルゲン測定で2時間及び、24時間後も抗原抗体反応は認められませんでした。
マウスに銀イオン水溶液を14日間強制経口投与し、観察を行いました。体重変化の差や異常、死亡例は見られませんでした。
ウサギの皮膚に注射器で傷を付け、銀イオン水溶液を浸したガーゼパッチを4時間皮膚に接触させました。その後注射用水で清拭し72時間観察を行いました。ガーゼパッチ除去後1時間に軽度~はっきりした紅斑が見られましたが、48時間までに消失しました。
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